【遊戯王】新カード《サクリファイス・アニマ》の特徴
遊戯王.jpで判明した新しいリンクモンスターの紹介です
4月23日発売の週刊少年ジャンプ21・22合併号に付属するカード、
《サクリファイス・アニマ》!!
何レアなんでしょうか…?
リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/魔法使い族/攻 0
【リンクマーカー:上】
トークン以外のレベル1モンスター1体
このカード名の⑴の効果は1ターンに1度しか使用できない。
⑴:このカードのリンク先の表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その表側表示モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。
⑵:このカードの攻撃力は、このカードの効果によって装備したモンスターの攻撃力分アップする。
はい、正直まさかの《サクリファイス》系統の新規カードです、リンクモンスターになるとは…
リンク1であること、リンクマーカーの向き、種族は《副話術士クララ&ルーシカ》と同じですね。双方トークンを素材にすることはできません。
本家本元の《サクリファイス》と比較してみるとちょうど身体が逆になっているようなイラストですね、本家の足?の部分にあるとがったものが新規では頭の部分にも来ていますし、本家の方では下に構えている手の部分は新規では上に構えられています。
効果の面で見ても似たような相手モンスター吸収効果で、《サウザンド・アイズ・サクリファイス》も含めて吸収効果以外の違いをまとめると
《サクリファイス》
・攻守は装備モンスターの攻守の数値となる
・自身の効果で装備しているとき、相手にも戦闘ダメージ
・戦闘で破壊される場合代わりに装備モンスター破壊
《サウザンド・アイズ・サクリファイス》
・場に存在する限り他のモンスターは表示形式が変更できず攻撃できない
・攻守は装備モンスターの攻守の数値となる
・戦闘で破壊される場合代わりに装備モンスター破壊
《サクリファイス・アニマ》
・攻撃力は装備モンスターの攻撃力分アップ
と、最も付属効果が少ないのがアニマとなっています。後述しますが「サクリファイス」モンスターの原点のようにも思えますね
《サクリファイス》、《サウザンド・アイズ・サクリファイス》は共に《サクリファイス・アニマ》の素材にできます。順に使用していけば相手モンスターを3体吸収できますね
欲を言えば場と墓地で《サクリファイス》として扱う、なんてテキストを持っていて欲しかったです。流石に《サクリファイス・フュージョン》や《円融魔術》の汎用性が増しすぎますかね…
《サクリファイス・アニマ》単体で見て非常に相性良いのがこの《にらみ合い》というカード。アニマのリンク召喚時に相手モンスターを無理やりアニマのリンク先に持ってこれます。こんなかわいいイラストなのにアニマと共演させていいのか…
このカードの登場で《アカシック・マジシャン》に続いてEXモンスターゾーンの前にモンスターを置くことがためらわれる要因が増えました…また面倒な…
《サモン・ソーサレス》や《鎖龍蛇-スカルデット》のようなこちらのメインモンスターゾーンにリンクマーカーが向いたエクストラモンスターを吸収しやすい点は頭に入れておくとよさそうです。《デコード・トーカー》の場合はアニマの効果が対象を取ってしまうので相性が悪いですが…
余談ですが「アニマ(Anima)」とはラテン語で「生命」や「魂」を意味するようです。
《サクリファイス・アニマ》とは文字通り《サクリファイス》の魂、「サクリファイス」モンスターに継承される吸収効果の起源そのものですね
今回はこのあたりにさせていただきます。以前書籍などに付属されるカードのパワーについて記事を書いていますので、よければそちらも読んでみてください。今回登場の《サクリファイス・アニマ》は付属カードとしてちょうどいい性能であると思います。
それでは、ご一読ありがとうございました