【遊戯王】一般発売された「プレミアムパック20」の収録カードをおさらい

本日3月10日は2017年12月にジャンプフェスタ2018会場で先行販売された「PREMIUN PACK20」の一般発売日ですね、待ち望んでました

先行発売の日から数か月経ってますし、効果がうろ覚えのところもあるでしょう

というわけで収録された15種を1枚づつおさらい、効果確認ついでに使い方でも考えてみるよ

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《アルカナ エクストラジョーカー》PP20-JP001

1枚目からまた使いにくい難しいモンスターですね…①の効果は神の摂理のような無効効果。何でもいち1枚切って無効じゃだめだったんですかね…そもそも素材が重すぎて②の効果を踏まえても採用できるデッキと言えば《聖騎士アルトリウス》リクルートできる【聖騎士】や戦士族通常Pモンスターで構成されている【イグナイト】などに限られるんじゃないですかね(《ジャックス・ナイト》なんて知らない)。

一応出せそうなデッキで言えば【HERO】にはE・HEROスパークマン》E・HEROレイマンが、【X-セイバー】には《X-セイバー アナペレラ》がいますけどリクルートしても仕方ありませんからね…

他にリクルートできるモンスターと言えば…

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こいつだ!!!今月24日に発売の「STARTER DECK(2018)」にランダムで封入される秘蔵レアカードの1枚である《女剣士カナン》がいるじゃないか!!これはコナミの巧妙なステマですねぇ!!みんなもスターターデッキを買って《女剣士カナン》を手に入れよう!!!(適当)

 

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《X・HEROワンダー・ドライバー》PP20-JP002

このカードは「LINK VRAINS PACK」前後に情報解禁されたにしてはリンクマーカーも効果も不遇過ぎませんかね…自分メインモンスターゾーンに2つマーカーが向かずともせめて《アンダークロックテイカー》のようなメインモンスターゾーンでも活かせる形にしてほしかったと思います。①の効果もリンク先の「自分」フィールドに出ないと発動しませんし…

このカードをリンク召喚してリンク先にHEROを召喚→墓地の融合などをセット→このカードとリンク先のモンスターなどで《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚する、といった流れならイゾルデの①の効果でサーチしたモンスターをワンダードライバーの①の効果でセットした融合の素材にできますし、あるいは《ミラクル・フージョン》でもセットしておけばイゾルデのリンク召喚後に発動してE・HERO The シャイニング》などの融合召喚まで繋げます

大会で活躍している【HERO】のレシピにはよく名を連ねていますがどんな動きをするかあんまり知りません。申し訳ない

イラストがなんだか漫画版GXの影山なおゆき先生っぽいですね

おつぎ

 

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《ジャンク・コネクターPP20-JP003

このモンスターも「LINK VRAINS PACK」で登場した《水晶機巧-ハリファイバー》を引き合いに出すと不遇に見えます…素材指定があちらに比べて厳しいにも関わらず①の効果はハリファイバーも②の効果を挟めば似たような動きができますし、コネクター側の②の効果で出したいモンスターも特にいませんね

効果の性質上②の効果は相手ターンに発動することも多いと思われますが《ジャンク・アーチャー》《ジャンク・バーサーカーは自分のターンに発動する起動効果ですし、《ジャンク・デストロイヤー》なんてシンクロ召喚しないと効果発動しませんからね…もう《ジャンク・サーバント》から《サモン・ソーサレスにでもつなげればいいんじゃないですかね、このカードを使う意義にはなっていませんが

こちらはイラストが漫画版5d’sの佐藤雅史先生っぽいです

 

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《白闘気一角》PP20-JP004

素材指定は比較的緩く、①の誘発効果による展開は攻撃できないデメリットを持ちつつ効果は使用でき、蘇生するモンスターに指定は無いので非常に柔軟です。《フィッシュボーグ-ランチャー》を蘇生すれば《白闘気白鯨》《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》シンクロ召喚に繋げますし

このカードの登場によって《超古深海王シーラカンスからの展開に幅が広がりますね

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《地縛神 Chacu Challhua》を守備表示で蘇生して相手のバトルフェイズを奪うのもありかもしれませんね、バーン効果も《白闘気一角》側のデメリットともうまく合致してます

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次に行きます

 

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《No.5亡朧竜デス・キマイラ・ドラゴン》PP20-JP005

ついに来ました、僕の今回のパックにおける本命のカードです。アニメ版の《CNo.5亡朧龍カオス・キマイラ・ドラゴン》のテキストで名前のみ判明しつつ、その効果は長年謎に包まれていました。が、ついに判明してみるとなんとロマンあふれる効果でしょうか!!①と②の効果を同時に生かすために素材は4体以上が望ましいですね!③の効果でさらなる攻撃力アップ、または疑似的なドローロックも実現しています!!いやぁ使いたい!!

では実際レベル5モンスターを大量に並べるにはどうすればいいでしょうか?《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》に対応してない5というレベルのモンスターを大量に並べられる都合のいいカードがあります、その名も

《霊水鳥シレーヌ・オルカ》

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気味の悪いイラストと非常に限定的な召喚条件で完全にマイナーカードの域ですが特殊召喚した際のレベル統一効果は強力です!このモンスターの存在で素材4体以上のデス・キマイラも夢ではないでしょう。デメリット効果もデス・キマイラの②の効果には及びません

そしてこの厳しい召喚条件をクリアできるピッタリのテーマがあります、ズバリ【EM】です!【EM】はモンスターの種族が割とバラけており、魚族に属するモンスターが2体、鳥獣族は4体存在しています。《EMペンデュラム・マジシャン》という強力なサーチカードも存在し、さらにこのカード自身がデュエリストアドベントによってサーチ可能です。さらに魚属性の1体である《EMシール・イール》は鳥獣族Pモンスターの《ペンデュラムーチョ》によってエクストラデッキからの特殊召喚が可能であり、容易に魚族と鳥獣族を並べることができます。その上《ペンデュラムーチョ》も前述のデュエリストアドベントによるサーチに対応しています。

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これは本気で【EMシレーヌデスキマイラ】を組むかもしれませんね…組んだ暁にはデッキ紹介の記事を書こうと思います。おつぎ

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《ペンデユラム・ホルト》PP20-JP006

新マスタールールの施行によって全体的に弱体化したペンデュラムデッキに悪くない強化が来ましたね。先行で発動することは叶えにくいことと、若干のデメリット効果を踏まえて良い調整がされているカードだと思います。

ターン1が付いていませんが「このカードの発動後、ターン終了時まで自分はデッキからカードを手札に加える事はできない。」が実質ターン1のデメリットですね。このカードの発動後ってとこが粋です、サーチ後にこのカードで手札を潤しましょう。

しかし《星刻の魔術師》ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》との相性の悪さは否めません。想像以上に使いにくいカードでしょうね

 

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《白の救済》PP20-JP007

永続魔法で、①の効果がターン1で魚族を回収する効果。②の効果が除去された場合に魚族をサーチor特殊召喚する効果。

まずは《サルベージ》との比較です。あちらに比べて1枚しか回収できませんが、逆に墓地に魚族モンスターが1体のみの場合など柔軟に対応できます。また永続魔法なのでターンを重ねるごとにアドバンテージを取得できます。もちろん除去されることもありますが、このカードに限っては除去されることで②の効果が発動し、さらなるアドバンテージにつながります。②の効果の対象は特に制約がなく、魚族モンスター全般と非常に広く、相手メインフェイズに破壊されたなら先ほども紹介した《地縛神 Chacu Challhua》特殊召喚することで相手のバトルフェイズをスキップできますね

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おつぎは2枚のアクションマジックを一挙に紹介

 

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《アクションマジック-フルターン》PP20-JP008

《アクションマジック-ダブル・バンキング》PP20-JP009

ついにアクションマジックのOCG化けですよ…これは将来的に回避や奇跡のOCG化けも夢じゃないですね(待っているとは言ってない)

前者の①の効果は発動ターンのお互いの戦闘ダメージが倍になる効果。《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》による貫通4倍ダメージを狙ったり、《サイバネット・ストーム》発動時、2000未満の戦闘ダメージが入るときにこのカードによるダメージ上昇でコンバットトリックを行えますね。

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後者の①の効果は自分のモンスター全てに連続攻撃能力を付与する効果。おジャマトリオ《ナイトメア・デーモンズ》との併用も頭に入れておいていいかもしれません。

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そして2枚のアクションマジックの②は自分メインフェイズに手札をコストにして墓地からセットできる共通効果。速攻魔法はセットしたターン発動できず、2枚とも基本的には自分のターンで発動したいカードなので…バウンスしたら使えますけどそこまでしてこの2枚を使いたい動きがあるのでしょうか。覚えておいて損は無いと思いますが

 

 

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《白の咆哮》PP20-JP010

なんだかやたらと漫画版ARC-Vのホワイトを推してきますねぇ。イラストは白闘気関連に見えませんけど。さて効果は《トラップ・スタン》の魔法版のようなものですね。水属性モンスターが存在し、さらに相手の墓地に魔法カードが1枚以上なければ発動できません。《ペンデュラム・ホルト》同様、一見強力そうに見えて想像以上に使いづらそうなカードですかね

 

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フォトン・アドバンサー》PP20-JP011

このカードもデス・キマイラと並べて今回かなり押したいカードです!レベル4モンスターということでフォトン・スラッシャー》と合わせて《輝光帝ギャラクシオン》が召喚権を使わずにエクシーズ召喚できるようになりました!!

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長年不遇ともいえたこのカード、イラストも効果も良くてずっと使いたかったのでうれしいです!アドバンサーもスラッシャーも《増援》《アクセル・ライト》に対応しており、レベル4フォトンを並べることに苦労はしなさそうです!このカードもギャラクシオン含めてデッキ組んでみたいですね!!

おつぎは再び2枚並べて紹介

 

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《ライティ・ドライバー》PP20-JP012

レフティ・ドライバー》PP20-JP013

ライティは召喚時にレフティ特殊召喚する効果、ライティを通常召喚するだけでチューナー+非チューナーが並ぶことから簡単に《ジャンクコネクターが出せるけどどうでもええな《水晶機巧-ハリファイバー》にアクセスできますね。

レフティ特殊召喚時にレベルを変動する①の効果があり、簡単にレベル3か4のシンクロ召喚が行えます。例えば【影霊衣】をはじめとする儀式召喚デッキなどでよく見かける《虹光の宣告者》のシンクロ召喚の際に使用していた《ブンボーグ003》などのモンスターをこの2枚に差し替えることでレベルにより幅を持たせることができます。

またライティはシンクロンチューナーの代替となるため、レフティと合わせて複数素材の《ジャンク・デストロイヤー》シンクロ召喚する際のレベル調整にも役立つでしょう

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あとはこの2体は漫画版5d’sの佐藤雅史先生デザインのモンスターの中では一番かわいいですね、間違いない(白目)

おつぎは漫画版GXから2枚

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《九尾の狐》PP20-JP014

①の効果は手札か墓地に存在する場合に自分モンスターを2体リリースして特殊召喚する効果。コストでリリースするので《死王リッチーロード》などの効果のトリガーになれないことは残念。展開力のある墓地利用デッキや単純に《馬頭鬼》の効果での特殊召喚が望まれる

ところでこのモンスターを漫画GXで使ってた決闘者が思い出せんなぁ(すっとぼけ)

 

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もののけの巣くう祠》PP20-JP015

15枚目、こちらも漫画版GXに登場したカードで使用者は不明。①の効果は墓地のアンデット族を完全蘇生させる効果だが、この効果だけに着目すると自分ターンでは《聖者の書-禁断の呪術》、相手ターンでは《戦線復帰》で事足りる。重要なのは②の効果であり、墓地から除外してアンデット族モンスターを蘇生できること。①②の効果は1ターンにいずれか1つしか使用できないが、単純にこのカード1枚で蘇生2回分になっている

ライトロードを採用した【不知火】などの墓地を利用するアンデット族デッキでは優先されることもあるでしょうね

 

とまあ全15種類のカードに言及してきましたがいかがでしたか?

ちょっと長ったらしくなってしまって、2回に分ける選択肢もありましたがここまで読んでくださった方ありがとうございます!!

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ではまた次回の記事で